膝関節の痛みにお悩みの方へ

吉原です。

膝関節の痛みは様々な原因によって痛みが発生します。そこで膝周囲の組織の中で最も痛みを生じやすい部位を紹介します。

その組織とは、膝蓋下脂肪体という組織。

膝のお皿の内側から外側にかけて広がっているブヨブヨした組織。

骨模型で場所を確認するとお皿周りの赤い部分が膝蓋下脂肪体という組織

自分自身でも膝を伸ばした状態で赤い部分を触れてみるとブヨブヨと軟らかい感触で確認できます。

膝痛がある人の場合はその部分を触れてみると強い痛みがある人は少なくありません。

特に変形性膝関節症で膝がO脚になっている人、ねじれが生じたりするにしたがって脂肪体が硬くなり痛みが増強します。

通常、膝を曲げる動作時に脂肪体というブヨブヨした組織は関節の隙間を通り関節の中に入り込みます。しかし変形した膝関節では関節の隙間が狭くなり脂肪体の流動が悪くなり膝の痛みが強くなります。普段の姿勢や不適切な動作、過度の運動や逆に運動不足、加齢などにより脂肪体は肥大化し硬さに変わり柔軟性を失い痛み発します。

何が原因で、痛みを拾っている組織は何か?しっかり仮説検証したうえで治療していきます。

また詳しい事はスタッフにお聞きください!

 

今回は簡単に膝蓋下脂肪体という組織を紹介してみました!

2021年10月07日